こんにちは、カウンセリングサービスの中山です。

今日はひな祭りの日ですね。

まあ、ウチはひな人形より、ひなあられの方が人気でした(笑)
もしかすると地域によっていろんなバージョンがあるのかも知れませんが、私の記憶では、お米のあられに混じって、ちょっと大きめの丸いヤツが入っていたりしてですね。子ども心としては、なぜかそれが無性に食べたかったりして。でもいざ食べてみると「お米の方が美味しいや」って、なるんですけれどね。

そんな懐かしの在りし日のことを、ちょっと思い出したりもしました。

さて、2021年3月3日 『愛の感受性を高めよう』を執筆致しました。

今回は愛の感受性を高める方法のひとつを、私の体験談を踏まえてご紹介したいと思います。分かりにくいところもあるかもしれませんが、何かのご参考なれば幸いでございます。

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『愛の感受性を高めよう』

私達の心が不安を感じたり、寂しさを感じたり、孤独を感じたりする時って、「愛」や「愛情」といった感情から遠ざかっていたりする時なんだそうです。

言われてみれば確かに、不安な時に愛に包まれているかといえばそんな気はしませんし、寂しい時なんかは愛されていないような感じがしたりもしますよね。孤独な時は愛から見放されたような感じすらしてしまうかもしれません。

こんな時、もっと身近に漠然とでも「愛」というものを感じられていると、不安に陥ることも、寂しさを感じることも、孤独などを感じることも、少なくとも今よりは減るのかもしれません。

そのために、愛の感受性を高めるというトレーニングをしてみるのも、ネガティブな気分を改善していくために役に立つのかなと思います。

ということで今回は、何となくだけれど不安だったり、寂しかったり、孤独だったり。そんな日々の感情を手放していくためのヒントについてお話していきたいと思います。

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愛の感受性を高めていくにあたって目標にしたいのが、私達自身が「愛を与える体験していく」ということになります。

心理学では「愛した分だけ愛を受け取れる」といったような言葉がありまして、その言葉が示す通り、愛を与える体験をしていくことが、誰かの愛を感じ、受け取るというところに関わってくるもののようなんですね。

もし自分は「愛を感じる」という分野が苦手っぽいなぁと思われる方は、そこを鍛えていけると良いですよね。

そのためにチャレンジしてみていただきたいのが、愛を与える側になってみる、ということなんですね。

実は、私もその「愛を感じる」というのが苦手だったんです。私は「孤独がお友達でした」というくらい、愛に疎い人間でしたね。

いろんな人から愛情を与えてもらっていたと頭では分かっていても、心がそれで満たされたことはありませんでしたし、誰かを応援したり、大切にしようと思ったとしても、自分には本気でそうしてくれる人なんていないと思っていたりしました。

でもそんな私が変われたのは、愛を与える側をたくさん経験したからなんです。実践してみてようやく気付くことがたくさんありましたね。

私は自分を変えるために、というより・・・なんて言うんでしょうね?とりあえず人並に愛のある心を取り戻そう(笑)くらいの気持ちで取り組んだことなんですが、誰でもいいから応援したり、励ましたり、褒めてみたり、人でも物でも大切に扱ってみようとしてみたんです。

でもそこで、いろんな気持ちが出てきたりするんですよね。

応援なんかしたところで意味ないよ、とか。
私はそんな風に大切にされた覚えはないけれどね、とか。

いろんな気持ちが私の心を「愛」から遠ざけようとしてしまうんです。愛されていない私が愛を与える側だなんて、何だか不公平だ!って。

しかし私も孤独感のような気持ちとのお付き合いには飽き飽きしていたので、多少の空しさはあるけれど、とにかく孤独感より身近に愛を感じられる人生を選ぶために、愛を与える側として自分なりの本気で取り組んでみよう、と思ってやっていました。

そうして、「頑張ろうとしている人を応援すること」を頑張ってみたりすると、その人が上手くいくと私も嬉しかったりしました。上手くいかなければ、私も残念に思いました。

まさか自分がそんな風に思うだなんて意外でしたが、そう思えたのはきっと、私も(応援を)頑張ったからなんです。まあ、確かに私の応援にどれほどの意味があったのかは分かりませんが、私の心の感じ方は大きく変わったんですよね。

また、何かを本気で大切にしようと思えば、たくさんのことを考えさせられました。何をしたら喜んでもらえるのだろうか?とか、何をしたら安心してもらえるのだろうか?など、考え出したらキリが無かったりします。それでも相手が喜んでくれることもあれば、イマイチな時もありました。どれほどの気持ちを込めても、思いが上手く伝わらないこともあるものだと実感したのです。物はまだ良いですが、人を大切にするのって難しいと分かったような気がしました。

そうした体験の中で、私は愛を与えることやその難しさ、大切さを体感として学んできたように思います。

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結果、私が得たのは、

私がしていたような愛し方を、実は誰かも私にしてくれていたのかもしれないという考え方や、大切にしたいという思いを伝えるのは難しく、どんなに思いを注いだとしても上手く行かない場合もあるということなどでした。私が不満だらけの時、私を大切に思ってくれている誰かも上手く行かなかったのかもな、というような考え方でした。

もちろん、これらは単なる私の主観でしかありません。しかしこの主観が以前と変わったことは、とても大きな変化だったように思います。なぜなら、相手の想いを「より幅広く受け取れるようになった」からです。

以前なら、誰かが応援してくれてもそこにほとんど愛を感じたりはしませんでした。(意味ばかり考えていましたからね ^^;)でもたくさんの誰かを本気で応援してみた私は、この人も私を、かつての私と同じような気持ちで応援してくれているのかな?と思えたりするのです。もちろん違うのかもしれませんが、私がそう思えて良かったと感じられたのならそれでいいのです。

誰かが気遣ってくれたとき、その想いが少しは分かるようになれたと思います。どれだけの時間を割いてくれたのか、どれだけの労力を使ってくれたのか。それを思うとしっかりと感謝の気持ちを感じたり出来ます。ええ、もちろん実は大した時間も労力も使っていないのかもしれませんけれどね。私がそう思うだけなのかもしれませんが、それでいいのです。

まずは自分の中で、愛を見つけて受け取れればそれでいいのです。それだけでもきっと、以前より、不安や寂しさや孤独を感じることは減ると思いますよ。

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冒頭でもお伝えしたように、心理学では「愛した分だけ愛を受け取れる」というような言葉があります。

「親の心、子知らず」ということわざもありますよね。子どもの時には分からなかったけれど、親という立場になってみて初めて分かる想いのように、自分で体験してみて初めて知る「自分の中にあった愛情」に触れることもあると思います。

ですから、愛を感じる・見つけるためにも、愛を与える側をたくさん体験してみてください。

私のように、たくさんの誰かを応援してみるとか、たくさんの物や人を大切に扱ってみるとか、そういうところから始めてみても良いと思います。または、いつもよりちょっと優しく出来る自分でいようと心掛けてみたり、身の周りであった些細なことにも感謝を感じてみるというのも良いですね。
それらもまた、何かを大切にするという愛の体験だと思います。

あなたがそこにどんな想いを込めていくかで、あなたが受け取れる(察知出来る)愛の幅も徐々に増えていくと思いますよ。

ただもちろん、この方法が合う人もいれば合わない人もいらっしゃると思います。もし自分にも出来そうだと思えたならば、ぜひ試してみてくださいね。これ、実は自己肯定感を高めることにも通じていますので、私的にはお勧めでございます。

お読みいただきありがとうございました。

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